日本の内閣総理大臣を初代から現職まで一覧で紹介します。在任中にやったことも一覧に載せています。
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スタディサプリEnglish ビジネス英語日本の歴代内閣総理大臣の一覧表
日本の歴代総理大臣を、生年月日・出身地・就任時の年齢・在職期間・在職日数・通算在職日数・所属/協力政党・在任中にやったことの8項目で一覧にしています。
氏名 | 生年月日 | 出身地 | 就任時年齢 | 在職期間 | 在職日数 | 通算在職日数 | 所属政党 | 在任中にやったこと | |
初代 | 伊藤 博文 | 1841年9月2日 | 山口県 | 44歳 | 1885年12月22日 ~1888年4月30日 | 861日 | 861日 | – | ・学校令などの教育改革 ・市町村制の確立 ・憲法草案の作成 |
第2代 | 黒田清隆 | 1840年10月16日 | 鹿児島県 | 47歳 | 1888年4月30日~1889年10月25日 | 544日 | 544日 | – | ・大日本帝国憲法運用に向けた法整備 ・諸外国との不平等条約改正(失敗) |
第3代 | 山縣 有朋 | 1838年4月22日 | 山口県 | 51歳 | 1889年12月24日~1891年5月6日 | 499日 | 499日 | – | ・第1回衆議院議員総選挙 ・施政方針演説の開始 |
第4代 | 松方 正義 | 1835年2月25日 | 鹿児島県 | 56歳 | 1891年5月6日~1892年8月8日 | 461日 | 461日 | – | ・第2回衆議院議員総選挙 |
第5代 | 伊藤 博文 | 1841年9月2日 | 山口県 | 50歳 | 1892年8月8日~1896年8月31日 | 1,485日 | 2,346日 | 藩閥内閣(自由党と連立) | ・予算案通過・日清戦争・領事裁判権撤廃 |
第6代 | 松方 正義 | 1835年2月25日 | 鹿児島県 | 61歳 | 1896年9月18日~1898年1月12日 | 482日 | 943日 | 進歩党(協力) | ・衆議院解散、同日内閣総辞職(史上唯一) |
第7代 | 伊藤 博文 | 1841年9月2日 | 山口県 | 56歳 | 1898年1月12日~1898年6月30日 | 170日 | 2,516日 | 藩閥内閣 | 西・ローゼン協定 |
第8代 | 大隈 重信 | 1838年2月16日 | 佐賀県 | 60歳 | 1898年6月30日~1898年11月8日 | 132日 | 132日 | 憲政党 | (内部分裂で総辞職) |
第9代 | 山縣 有朋 | 1838年4月22日 | 山口県 | 60歳 | 1898年11月8日~1900年10月19日 | 711日 | 1,210日 | 藩閥内閣 | ・文官任用令・軍部大臣現役武官制・府県制改正・治安警察法改正・北清事変 |
第10代 | 伊藤 博文 | 1841年9月2日 | 山口県 | 59歳 | 1900年10月19日~1901年5月10日 | 204日 | 2,720日 | 立憲政友会 | 官営の八幡製鉄所の操業開始 |
第11代 | 桂 太郎 | 1847年11月28日 | 山口県 | 53歳 | 1901年6月2日~1906年1月7日 | 1,681日 | 1,681日 | 帝国党 | ・日英同盟・日露戦争・1つの政権として最長の内閣 |
第12代 | 西園寺 公望 | 1849年10月23日 | 京都府 | 56歳 | 1906年1月7日~1908年7月14日 | 920日 | 920日 | 立憲政友会 | ・日仏協約・日露協約・ハーグ密使事件・鉄道国有化 |
第13代 | 桂 太郎 | 1847年11月28日 | 山口県 | 60歳 | 1908年7月14日~1911年8月30日 | 1,143日 | 2,824日 | 官僚内閣 | ・高平・ルート協定・関税自主権の回復・韓国併合・大逆事件 |
第14代 | 西園寺 公望 | 1849年10月23日 | 京都府 | 61歳 | 1911年8月30日~1912年12月21日 | 480日 | 1,400日 | 立憲政友会 | ・明治天皇の崩御・軍部大臣現役武官制の影響で総辞職 |
第15代 | 桂 太郎 | 1847年11月28日 | 山口県 | 65歳 | 1912年12月21日~1913年2月20日 | 62日 | 2,886日 | 官僚内閣 | 立憲政友会の協力を得られず、史上3番目の短さで退陣 |
第16代 | 山本 權兵衞 | 1852年10月15日 | 鹿児島県 | 60歳 | 1913年2月20日~1914年4月16日 | 421日 | 421日 | 立憲政友会 | ・軍部大臣現役武官制改正・シーメンス事件 |
第17代 | 大隈 重信 | 1838年2月16日 | 佐賀県 | 76歳 | 1914年4月16日~1915年10月9日 | 908日 | 1,040日 | 立憲同志会、中正会、公友倶楽部 | ・第一次世界大戦・陸軍二個師団増設・大隈首相暗殺未遂事件 |
第18代 | 寺内 正毅 | 1852年2月5日 | 山口県 | 64歳 | 1916年10月9日~1918年9月29日 | 721日 | 721日 | 超然内閣 | ・シベリア出兵・西原借款・日支共同防敵軍事協定の締結・金本位制停止・石井・ランシング協定締結 |
第19代 | 原 敬 | 1856年2月9日 | 岩手県 | 62歳 | 1918年9月29日~1921年11月4日 | 1,133日 | 1,133日 | 立憲政友会 | ・シベリアからの完全撤兵・パリ講和会議 ・選挙権拡大・原敬首相暗殺される |
第20代 | 高橋 是清 | 1854年7月27日 | 東京都 | 67歳 | 1921年11月13日~1922年6月12日 | 212日 | 212日 | 立憲政友会 | ・内閣改造の失敗 |
第21代 | 加藤 友三郎 | 18612月22日 | 広島県 | 61歳 | 1922年6月12日~1923年9月2日 | 440日 | 440日 | 立憲政友会 | ・ワシントン海軍軍縮条約・普通選挙法の法案可決失敗・首相在任中に病死 |
第22代 | 山本 權兵衞 | 1852年10月15日 | 鹿児島県 | 70歳 | 1923年9月2日~1924年1月7日 | 128日 | 549日 | 挙国一致内閣 | ・関東大震災・虎ノ門事件 |
第23代 | 清浦 奎吾 | 1850年2月14日 | 熊本県 | 73歳 | 1924年1月7日~1924年6月11日 | 157日 | 157日 | 超然内閣・政友本党と閣外協力 | 第二次護憲運動 |
第24代 | 加藤 高明 | 1860年1月3日 | 愛知県 | 64歳 | 1924年6月11日~1926年1月30日 | 597日 | 597日 | 憲政会、立憲政友会、革新倶楽部(護憲三派連立内閣) | ・普通選挙法・治安維持法・日ソ基本条約締結・陸軍2個師団の削減・首相在任中に病死 |
第25代 | 若槻 禮次郎 | 1866年2月5日 | 島根県 | 59歳 | 1926年1月30日~1927年4月20日 | 446日 | 446日 | 憲政会 | ・大正天皇の崩御・昭和金融恐慌・台湾銀行の不良債権問題 |
第26代 | 田中 義一 | 1863年6月22日 | 山口県 | 63歳 | 1927年4月20日~1929年7月2日 | 805日 | 805日 | 立憲政友会 | ・昭和金融恐慌への対応(中国大陸での勢力拡大方針)・山東出兵・張作霖爆殺事件 |
第27代 | 濱口 雄幸 | 1870年4月1日 | 高知県 | 59歳 | 1929年7月2日~1931年4月14日 | 652日 | 652日 | 立憲民政党 | ・幣原外交・金解禁・ロンドン海軍軍縮条約の締結・東京駅で襲撃(後に死去) |
第28代 | 若槻 禮次郎 | 1866年2月5日 | 島根県 | 65歳 | 1931年4月14日~1931年12月13日 | 244日 | 690日 | 立憲民政党 | ・世界恐慌・柳条湖事件→満州事変 |
第29代 | 犬養 毅 | 1855年4月20日 | 岡山県 | 76歳 | 1931年12月13日~1932年5月26日 | 156日 | 156日 | 立憲政友会 | ・管理通貨制度へ移行・満洲国建国→内閣不承認→五・一五事件で暗殺 |
第30代 | 齋藤 實 | 1858年10月27日 | 岩手県 | 73歳 | 1932年5月26日~1934年7月8日 | 774日 | 774日 | 立憲民政党、立憲政友会 | ・国際連盟の脱退・帝人事件 |
第31代 | 岡田 啓介 | 1868年1月20日 | 福井県 | 66歳 | 1934年7月8日~1936年3月9日 | 611日 | 611日 | 立憲民政党 | ・天皇機関説問題・二・二六事件 |
第32代 | 廣田 弘毅 | 1878年2月14日 | 福岡県 | 58歳 | 1936年3月9日~1937年2月2日 | 331日 | 331日 | 挙国一致内閣 | ・軍部大臣現役武官制の復活・日独防共協定の締結・文化勲章の創設 |
第33代 | 林 銑十郎 | 1876年2月23日 | 広島県 | 60歳 | 1937年2月2日~1937年6月4日 | 126日 | 126日 | 昭和会と国民同盟(閣外協力) | ・食い逃げ解散→何もせんじゅうろう内閣 |
第34代 | 近衞 文麿 | 1891年10月12日 | 東京都 | 45歳 | 1937年6月4日~1939年1月5日 | 581日 | 581日 | 挙国一致内閣 | ・盧溝橋事件→日中戦争・近衛声明(「爾後国民政府を対手とせず」)・国家総動員法の制定 |
第35代 | 平沼 騏一郎 | 1867年9月28日 | 岡山県 | 71歳 | 1939年1月5日~1939年8月30日 | 238日 | 238日 | 挙国一致内閣 | 独ソ不可侵条約の締結→「複雑怪奇」声明 |
第36代 | 阿部 信行 | 1875年11月24日 | 石川県 | 63歳 | 1939年8月30日~1940年1月16日 | 140日 | 140日 | 挙国一致内閣 | 第二次世界大戦の勃発 |
第37代 | 米内 光政 | 1880年3月2日 | 岩手県 | 59歳 | 1940年1月16日~1940年7月22日 | 189日 | 189日 | 挙国一致内閣 | ・予備役軍人として唯一の組閣・ドイツのフランス侵攻・日独伊三国軍事同盟の締結阻止の失敗 |
第38代 | 近衞 文麿 | 1891年10月12日 | 東京都 | 48歳 | 1940年7月22日~1941年7月18日 | 362日 | 943日 | 挙国一致内閣 | ・大東亜共栄圏・日独伊三国軍事同盟の締結・大政翼賛会の結成・日ソ中立条約の締結 |
第39代 | 近衞 文麿 | 1891年10月12日 | 東京都 | 49歳 | 1941年7月18日~1941年10月18日 | 93日 | 1035日 | 大政翼賛会 | ゾルゲ事件 |
第40代 | 東條 英機 | 1884年12月30日 | 東京都 | 57歳 | 1941年10月18日~1944年7月22日 | 1,009日 | 1,009日 | 大政翼賛会 | 太平洋戦争開戦~サイパン陥落まで |
第41代 | 小磯 國昭 | 1880年3月22日 | 栃木県 | 64歳 | 1944年7月22日~1945年4月7日 | 260日 | 260日 | 翼賛政治会 | 中国国民党政府との和平工作 |
第42代 | 鈴木 貫太郎 | 1867年12月24日 | 大阪府 | 77歳 | 1945年4月7日~1945年8月17日 | 133日 | 133日 | 大日本政治会 | ・ソ連対日参戦・原子爆弾投下・ポツダム宣言受諾 |
第43代 | 東久邇宮 稔彦王 | 1887年12月3日 | 京都府 | 57歳 | 1945年8月17日~1945年10月9日 | 54日 | 54日 | 挙国一致内閣 | GHQ指導のもとでの敗戦処理 |
第44代 | 幣原 喜重郎 | 1872年8月11日 | 大阪府 | 73歳 | 1945年10月9日~1946年5月22日 | 226日 | 226日 | 挙国一致内閣 | ・財閥解体・戦犯逮捕・公職追放令 |
第45代 | 吉田 茂 | 1878年9月22日 | 高知県 | 67歳 | 1946年5月22日~1947年5月24日 | 368日 | 368日 | 日本自由党→民主党 | ・日本国憲法の施行・第二次農地改革 |
第46代 | 片山 哲 | 1887年7月28日 | 神奈川県 | 59歳 | 1947年5月24日~1948年3月10日 | 292日 | 292日 | 日本社会党、民主党、国民協同党(連立内閣) | ・内務省解体・警察制度改革・炭坑国家管理法の成立 |
第47代 | 芦田 均 | 1887年11月15日 | 京都府 | 60歳 | 1948年3月10日~1948年10月15日 | 220日 | 220日 | 日本社会党、国民協同党、民主党(連立内閣) | ・西尾献金問題・昭和電工事件(辞職後に汚職容疑で逮捕) |
第48代 | 吉田 茂 | 1878年9月22日 | 高知県 | 70歳 | 1948年10月15日~1949年2月16日 | 125日 | 493日 | 民主自由党 | ・極東国際軍事裁判・経済安定九原則・ドッジ=ライン・シャウプ勧告・朝鮮戦争・警察予備隊設置 |
第49代 | 吉田 茂 | 1878年9月22日 | 高知県 | 70歳 | 1949年2月16日~1952年10月30日 | 1,353日 | 1,845日 | 自由党 | |
第50代 | 吉田 茂 | 1878年9月22日 | 高知県 | 74歳 | 1952年10月30日~1953年5月21日 | 204日 | 2,048日 | 自由党 | バカヤロー解散 |
第51代 | 吉田 茂 | 1878年9月22日 | 高知県 | 74歳 | 1953年5月21日~1954年12月10日 | 569日 | 2,616日 | 自由党 | ・造船疑獄・法務大臣による検事総長への指揮権発動(史上唯一)・七か国外遊 |
第52代 | 鳩山 一郎 | 1883年1月1日 | 東京都 | 71歳 | 1954年12月10日~1955年3月19日 | 100日 | 100日 | 日本民主党 | ・原水爆禁止世界大会 |
第53代 | 鳩山 一郎 | 1883年1月1日 | 東京都 | 72歳 | 1955年3月19日~1955年11月22日 | 249日 | 348日 | 日本民主党 | ・自由党と日本民主党の合併→55年体制 |
第54代 | 鳩山 一郎 | 1883年1月1日 | 東京都 | 72歳 | 1955年11月22日~1956年12月23日 | 398日 | 745日 | 自由民主党 | ・日ソ共同宣言・国際連合加盟 |
第55代 | 石橋 湛山 | 1884年9月25日 | 静岡県 | 72歳 | 1956年12月23日~1957年2月25日 | 65日 | 65日 | 自由民主党 | ・発足1か月後に脳梗塞を発症し辞職(日本国憲法下で、国会で答弁・演説をしなかった唯一の首相) |
第56代 | 岸 信介 | 1896年11月13日 | 山口県 | 60歳 | 1957年2月25日~1958年6月12日 | 473日 | 473日 | 自由民主党 | ・新安保条約・三井三池炭鉱争議 |
第57代 | 岸 信介 | 1896年11月13日 | 山口県 | 61歳 | 1958年6月12日~1960年7月19日 | 769日 | 1,241日 | 自由民主党 | |
第58代 | 池田 勇人 | 1899年12月3日 | 広島県 | 60歳 | 1960年7月19日~1960年12月8日 | 143日 | 143日 | 自由民主党 | ・国民所得倍増計画・農業基本法・LT貿易開始 |
第59代 | 池田 勇人 | 1899年12月3日 | 広島県 | 61歳 | 1960年12月8日~1963年12月9日 | 1,097日 | 1239日 | 自由民主党 | |
第60代 | 池田 勇人 | 1899年12月3日 | 広島県 | 64歳 | 1963年12月9日~1964年11月9日 | 337日 | 1,575日 | 自由民主党 | |
第61代 | 佐藤 榮作 | 1901年3月27日 | 山口県 | 63歳 | 1964年11月9日~1967年2月17日 | 831日 | 831日 | 自由民主党 | ・日韓基本条約に批准・非核三原則の提唱・沖縄返還の実現・ノーベル平和賞の受賞 |
第62代 | 佐藤 榮作 | 1901年3月27日 | 山口県 | 65歳 | 1967年2月17日~1970年1月14日 | 1,063日 | 1,893日 | 自由民主党 | |
第63代 | 佐藤 榮作 | 1901年3月27日 | 山口県 | 68歳 | 1970年1月14日~1972年7月7日 | 906日 | 2,798日 | 自由民主党 | |
第64代 | 田中 角榮 | 1918年5月4日 | 新潟県 | 54歳 | 1972年7月7日~1972年12月22日 | 169日 | 169日 | 自由民主党 | ・日中共同声明・変動為替相場制に移行・田中金脈問題 |
第65代 | 田中 角榮 | 1918年5月4日 | 新潟県 | 54歳 | 1972年12月22日~1974年12月9日 | 718日 | 886日 | 自由民主党 | |
第66代 | 三木 武夫 | 1907年3月17日 | 徳島県 | 67歳 | 1974年12月9日~1976年12月24日 | 747日 | 747日 | 自由民主党 | ・政治資金規正法の改正・公職選挙法の改正・ロッキード事件 |
第67代 | 福田 赳夫 | 1905年1月14日 | 群馬県 | 71歳 | 1976年12月24日~1978年12月7日 | 714日 | 714日 | 自由民主党 | ・新東京国際空港(現・成田国際空港)の開港・日中平和友好条約の締結・解散ではなく与党党首選での敗北により退陣(日本国憲法下で唯一) |
第68代 | 大平 正芳 | 1910年3月12日 | 香川県 | 68歳 | 1978年12月7日~1979年11月9日 | 338日 | 338日 | 自由民主党 | ・イラン革命・第二次石油危機・ソ連のアフガニスタン侵攻・モスクワオリンピック出場ボイコット・日中文化交流協定の調印・衆参同日選挙の実施→選挙期間中に心筋梗塞で急逝 |
第69代 | 大平 正芳 | 1910年3月12日 | 香川県 | 69歳 | 1979年11月9日~1980年6月12日 | 217日 | 554日 | 自由民主党 | |
第70代 | 鈴木 善幸 | 1911年1月11日 | 岩手県 | 69歳 | 1980年7月17日~1982年11月27日 | 864日 | 864日 | 自由民主党 | ・増税なき財政再建・参議院の全国区選挙を拘束名簿式比例代表制に変更・現職の首相として初めて北方領土を視察 |
第71代 | 中曽根 康弘 | 1918年5月27日 | 群馬県 | 64歳 | 1982年11月27日~1983年12月27日 | 396日 | 396日 | 自由民主党 | ・国鉄(現JR)、日本電信電話公社(現NTT)、日本専売公社(現JT)の民営化・日米安全保障体制の強化 |
第72代 | 中曽根 康弘 | 1918年5月27日 | 群馬県 | 65歳 | 1983年12月27日~1986年7月22日 | 939日 | 1,334日 | 自由民主党 | |
第73代 | 中曽根 康弘 | 1918年5月27日 | 群馬県 | 68歳 | 1986年7月22日~1987年11月6日 | 473日 | 1,806日 | 自由民主党 | |
第74代 | 竹下 登 | 1924年2月26日 | 島根県 | 63歳 | 1987年11月6日~1989年6月3日 | 576日 | 576日 | 自由民主党 | ・昭和から平成への改元・ふるさと創生事業・消費税法案の成立・リクルート事件 |
第75代 | 宇野 宗佑 | 1922年8月27日 | 滋賀県 | 66歳 | 1989年6月3日~1989年8月10日 | 69日 | 69日 | 自由民主党 | ・天安門事件・首相の女性問題・戦後2番目の短命内閣 |
第76代 | 海部 俊樹 | 1931年1月2日 | 愛知県 | 58歳 | 1989年8月10日~1990年2月28日 | 203日 | 203日 | 自由民主党 | ・湾岸戦争→海上自衛隊の掃海艇部隊をペルシャ湾に派遣・バブル経済の崩壊 |
第77代 | 海部 俊樹 | 1931年1月2日 | 愛知県 | 59歳 | 1990年2月28日~1991年11月5日 | 616日 | 818日 | 自由民主党 | |
第78代 | 宮澤 喜一 | 1959年10月8日 | 広島県 | 72歳 | 1991年11月5日~1993年8月9日 | 644日 | 644日 | 自由民主党 | ・自衛隊カンボジア派遣(PKO活動)・冷戦終結・自由民主党からの集団離党により新生党、新党さきがけが結成・55年体制の崩壊 |
第79代 | 細川 護煕 | 1938年1月14日 | 熊本県 | 55歳 | 1993年8月9日~1994年4月28日 | 263日 | 263日 | 日本新党、日本社会党、新生党、公明党、民社党、新党さきがけ、社会民主連合、民主改革連合 | ・政治改革四法の成立 |
第80代 | 羽田 孜 | 1935年8月24日 | 長野県 | 58歳 | 1994年4月28日~1994年6月30日 | 64日 | 64日 | 新生党、公明党、日本新党、民社党、自由党、改革の会、民主改革連合 | ・永野茂門法相の問題発言・内閣不信任案可決で退陣 |
第81代 | 村山 富市 | 1924年3月3日 | 大分県 | 70歳 | 1994年6月30日~1996年1月11日 | 561日 | 561日 | 自由民主党・日本社会党・新党さきがけ | ・小選挙区比例代表並立制の実施・村山談話(太平洋戦争での侵略を公式に謝罪)・阪神・淡路大震災・地下鉄サリン事件 |
第82代 | 橋本 龍太郎 | 1937年7月29日 | 岡山県 | 58歳 | 1996年1月11日~1996年11月7日 | 302日 | 302日 | 自由民主党・日本社会党(社会民主党)・新党さきがけ | ・消費税率5%への引き上げ・省庁再編・薬害エイズ事件・対人地雷全面禁止条約(オタワ条約)の署名・沖縄県・普天間基地移設問題・ロシアのエリツィン大統領の訪日・山一証券の破綻などによる金融不安 |
第83代 | 橋本 龍太郎 | 1937年7月29日 | 岡山県 | 59歳 | 1996年11月7日~1998年7月30日 | 631日 | 932日 | 自由民主党 | |
第84代 | 小渕 恵三 | 1937年6月25日 | 群馬県 | 61歳 | 1998年7月30日~2000年4月5日 | 616日 | 616日 | 自由民主党 | ・日中共同宣言の発表・普天間基地の辺野古移設の決定・中央省庁再編の推進・在任中に脳梗塞を発症し、辞任 |
第85代 | 森 喜朗 | 1937年7月14日 | 石川県 | 62歳 | 2000年4月5日~2000年7月4日 | 91日 | 91日 | 自由民主党・公明党・保守党 | ・日本新生プランの発表・「神の国」発言・沖縄サミット |
第86代 | 森 喜朗 | 1937年7月14日 | 石川県 | 62歳 | 2000年7月4日~2001年4月26日 | 297日 | 387日 | 自由民主党 | |
第87代 | 小泉 純一郎 | 1942年1月8日 | 神奈川県 | 59歳 | 2001年4月26日~2003年11月19日 | 938日 | 938日 | 自由民主党、公明党、保守党 | ・郵政民営化・道路公団民営化・公共事業の大幅削減・社会保障の抑制・年金改革・医療制度改革・小泉談話の発表(村山談話の継承)・タウンミーティングの実施・ |
第88代 | 小泉 純一郎 | 1942年1月8日 | 神奈川県 | 61歳 | 2003年11月19日~2005年9月21日 | 673日 | 1610日 | 自由民主党、公明党、保守党 | |
第89代 | 小泉 純一郎 | 1942年1月8日 | 神奈川県 | 63歳 | 2005年9月21日~2006年9月26日 | 371日 | 1,980日 | 自由民主党、公明党 | |
第90代 | 安倍 晋三 | 1954年9月21日 | 山口県 | 52歳 | 2006年9月26日~2007年9月26日 | 366日 | 366日 | 自由民主党、公明党 | ・防衛庁を防衛省に昇格・イラク復興支援特別措置法改正・日本年金機構法改正・国民年金法改正・労働基準法改正・年金記録問題 |
第91代 | 福田 康夫 | 1936年7月16日 | 群馬県 | 71歳 | 2007年9月26日~2008年9月24日 | 365日 | 365日 | 自由民主党、公明党 | ・消費者庁の新設・アフリカ開発会議に首相として初めて議長として出席・社会保障国民会議の設置・北朝鮮による日本人拉致問題をサミットの首脳声明に史上初めて盛り込む・村山談話の踏襲・「福田ビジョン」の提唱(低炭素社会の実現) |
第92代 | 麻生 太郎 | 1940年9月20日 | 福岡県 | 68歳 | 2008年9月24日~2009年9月16日 | 358日 | 358日 | 自由民主党、公明党 | ・村山談話の踏襲・改正労働基準法の成立・駿河湾地震 |
第93代 | 鳩山 由紀夫 | 1947年2月11日 | 北海道 | 62歳 | 2009年9月16日~2010年6月8日 | 266日 | 266日 | 民主党、社会民主党、国民新党 | ・脱官僚依存・普天間基地移設問題 |
第94代 | 菅 直人 | 1946年10月10日 | 東京都 | 63歳 | 2010年6月8日~2011年9月2日 | 452日 | 452日 | 民主党、国民新党 | ・謝罪外交との批判・落選した千葉法相の続投・尖閣諸島中国漁船衝突事件 |
第95代 | 野田 佳彦 | 1957年5月20日 | 千葉県 | 54歳 | 2011年9月2日~2012年12月26日 | 482日 | 482日 | 民主党、国民新党 | ・武器輸出三原則の緩和を決定・環太平洋パートナーシップ(TPP)協定への参加・南スーダンへのPKO派遣・消費税8%、10%への引き上げ決定・北朝鮮の最高指導者金正日の死去・社会保障・税一体改革素案の決定・ |
第96代 | 安倍 晋三 | 1954年9月21日 | 山口県 | 58歳 | 2012年12月26日~2014年12月24日 | 729日 | 1,095日 | 自由民主党、公明党 | ・働き方改革、アベノミクスの提唱・マイナス金利政策の実施・最低賃金の引き上げ・同一労働同一賃金の方針・IR(統合型リゾート)推進法案の成立・日米同盟強化・約200年ぶりに天皇の譲位・平成から令和への改元・在職日数歴代1位 |
第97代 | 安倍 晋三 | 1954年9月21日 | 山口県 | 60歳 | 2014年12月24日~2017年11月1日 | 1,044日 | 2,138日 | 自由民主党、公明党 | |
第98代 | 安倍 晋三 | 1954年9月21日 | 山口県 | 63歳 | 2017年11月1日~2020年9月16日 | 1,051日 | 3,188日 | 自由民主党、公明党 | |
第99代 | 菅 義偉 | 1948年9月16日 | 秋田県 | 71歳 | 2020年9月16日~2021年10月4日 | 384日 | 384日 | 自由民主党、公明党 | ・デジタル庁新設・携帯料金の引き下げ実施・日米豪印戦略的対話(クアッド)に参加・新型コロナウイルスワクチン接種推進・脱炭素社会実現意思の表明 |
第100代 | 岸田 文雄 | 1957年7月29日 | 東京都 | 64歳 | 2021年10月4日~2021年11月10日 | 38日 | 38日 | 自由民主党、公明党 | ・元総理の安倍晋三氏が選挙中に暗殺される・新型コロナウイルスの流行・旧統一教会と政治家との関係問題・自由民主党の政治資金問題 |
第101代 | 岸田 文雄 | 1957年7月29日 | 東京都 | 64歳 | 2021年11月10日~2024年10月1日 | 1056日 | 1094日 | 自由民主党、公明党 | |
第102代 | 石破 茂 | 1957年2月4日 | 鳥取県 | 67歳 | 2024年10月2日~ | (現職) | (現職) | 自由民主党、公明党 |
藩閥内閣・官僚内閣・超然内閣・政党内閣・挙国一致内閣の違い
藩閥内閣・官僚内閣・超然内閣・政党内閣・挙国一致内閣それぞれの違いは以下のとおりです
大まかに分けると、時代の変化とともに藩閥内閣から政党内閣へ移行していき、緊急時には挙国一致内閣を組織していました。
官僚内閣、超然内閣は藩閥内閣の種類です。
歴代内閣総理大臣の経歴や功績が分かるページ
以下のページで歴代総理の紹介をしています。(随時、追加中)
初代内閣総理大臣・伊藤博文の生涯と功績|幕末から明治にかけての評価とその政治的影響力を考察
第2代内閣総理大臣・黒田清隆の生涯と功績|生い立ちから政治家としての経歴と後世の評価まで徹底解説
3代内閣総理大臣・山縣有朋の生涯と功績:日本近代政治・軍事体制の確立に貢献した指導者
4代内閣総理大臣・松方正義の生涯と政治家としての業績:日本銀行設立と松方デフレなど財政政策と後世の影響を紹介
内閣総理大臣・大隈重信の生涯と業績:早稲田大学創設や政治家としての足跡を生い立ちから解説
内閣総理大臣・桂太郎の経歴と功績:生い立ちや西園寺公望との関係性、総理大臣としての評価を紹介内閣総理大臣・西園寺公望の生涯と業績:自由主義の政治家と立命館大学の開祖
内閣総理大臣・山本権兵衛の生涯と業績:軍部大臣現役武官制の廃止に尽力した軍人政治家の功績
歴代内閣総理大臣の足跡がわかる本
歴代首相の功績や人柄についてくわしい本を2冊紹介します。
※関連記事:歴代内閣の最低支持率ランキング
『今だから言えること 歴代首相の素顔が語る、日本の光と影』
歴代首相の人柄や裏話が書かれているシリーズです。
著者は元朝日新聞編集委員で政治評論家、ジャーナリストをしていた国正 武重氏です。
『湾岸戦争という転回点』(岩波書店)で日本記者クラブ賞を受賞し、『権力の病室―大平総理最期の14日間』(文藝春秋)、『後藤田正晴語り遺したいこと』(岩波書店)など、多数の著作があります。
小沢一郎氏・菅直人氏・鳩山一郎氏/由紀夫氏親子・田中角栄氏など↓
今だから言えること 歴代首相の素顔が語る、日本の光と影
細川護煕氏・田中角栄氏・野田 佳彦氏など↓
今だから言えること2 歴代首相の素顔が語る、日本の光と影 今だから言えること 歴代首相の素顔が語る、日本の光と影
野田佳彦氏・安倍晋三氏・土井たか子氏・宇野宗佑氏など↓
今だから言えること3 歴代首相の素顔が語る、日本の光と影 今だから言えること 歴代首相の素顔が語る、日本の光と影
竹下登氏・宮澤喜一氏・加藤紘一氏など↓
今だから言えること4 「何故、伊東正義さんは、総理大臣のイスを蹴飛ばしたのか」 今だから言えること 歴代首相の素顔が語る、日本の光と影
出版社:ArsLonga
『増補新版 歴代首相物語』
伊藤博文氏から安倍晋三氏まで、主要な経歴・事績・エピソードを当時の国際情勢や政治状況をふまえて紹介してくれています。
増補新版 歴代首相物語 (ハンドブック・シリーズ)
出版社:新書館
まとめ
歴代の内閣総理大臣を初代・伊藤博文から現職まで一覧で紹介しました。
在職日数や在職期間、在職中の政策も紹介しています。
在任中の施策をみていると、その時代の世相が反映されています。内閣総理大臣という仕事がいかに日本のかじ取りに重要なものなのかが見てとれます。
※関連記事:歴代内閣総理大臣と当時の時代背景(年表)
※関連記事:【最新】政党の党首一覧
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